Q&A集:妊娠を避けた方がいい場合は?



question妊娠を避けた方がいい場合は?


answer
ドクター糖尿病で高血糖状態の時や合併症のある時は、母子・胎児ともにさまざまなトラブルが生じる可能性があるので、妊娠は避けた方がいいと言われています。安心して妊娠・出産できる目安としては、日本産婦人科学会から食前血糖値100mg/dl未満、食後2時間血糖値120mg/dl未満、Hba1cが6%以下が提案されています。

合併症がある場合の母体への影響
母体への影響としては、糖尿病網膜症、糖尿病腎症の悪化が挙げられます。まず網膜症では、妊娠自体が網膜症の悪化因子になると言われています。糖尿病腎症は、早期腎症までは妊娠・出産に差し障りありません。顕性腎症前期でタンパク尿が頻繁に出ている場合は、妊娠することに慎重な判断が求められます。顕性腎症後期以降は妊娠することはリスクが高く勧められません。
妊娠
胎児への影響
血糖コントロールが悪い状態で妊娠・出産すると、奇形児や低出生体重児(ていしゅっしょうたいじゅうじ)または巨大児が生まれる可能性があります。胎児の神経系は妊娠してから7週目頃までに完成するので、妊娠に気づいてから血糖コントロールをしても間に合いません。このようなリスクを避けるために、血糖値を正常にしてから妊娠する計画妊娠が大切です。



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