Q&A集:コレステロール値が高いほうが長生きできるって本当?



questionコレステロール値が高いほうが長生きできるって本当?


answer
ドクター日本で行われた大規模な調査によると、総コレステロール値が260mg/dL以上のグループの総死亡の危険度が当然第1位ですが、その一方で総コレステロール値が159mg/dL以下の最も低いグループの危険度も2位になっています。このことから、コレステロール値が低いと死亡率が高い(長生きできない)と誤解が生まれたようです。

では何故、総コレステロール値が159mg/dL以下の最も低いグループの危険度が第2位になったのでしょうか? 実はコレステロールは病気が原因で下がることもあるからです。

コレステロール値が低下する主な病気としては(がん、肝硬変、バセドウ病など)、特に肝臓がんを発症するとコレステロール値は急激に下がります。これは肝臓がダメージを受けるとコレステロールが十分につくれなくなり、足りなくなった分を血液中から補うため、血中のコレストロール値が下がり、また、がん細胞自身も活発に活動するため、大量のコレステロールを細胞膜の形成などに消費するからです。


コレステロール値と相対危険度グラフ
肝臓病や癌のない人たちでデータを集計し直すと、コレステロール値が159mg/dL以下の人たちは、それより高い人たちの死亡率とほぼ変わらなくなります。その一方で260mg/dL以上のグループの死亡率は更に上昇します。やはり高すぎるコレストロール値は長生きの大敵と言えます。



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